Takasaki Tetsugakudo

Suntec Industry Co.,ltd.
June, 2010

高崎哲学堂(井上邸)



建築家アントニン・レーモンド(アメリカ)が設計した事務所兼自宅(東京都麻布)を故井上房一郎氏がアレンジして設計したのが、この井上邸である。


オブジェは「あすなろ」(カフェ)のために若き日の田中栄作氏(彫刻家)により製作されたものです。
そのオブジェのレストアを手がけさせていただきました。
モダンアートの極めともいえる作品です。
これらが組み合わさって1個の作品なるようですが、製作者の田中氏も分かりませんでした。
この写真は田中栄作氏の正式な許可を得て、掲載しているものです。

故井上氏の写真

美しく磨き上げられた太い無垢材の柱がインパクトを与えます。

主張性のある煙突。

彫刻は田中栄作氏が造った井上氏の彫刻です。
こちらがメイン玄関になります。


1952年から長い時を経て、今もなお当時の空気、住み心地のよさが伝わってくる場所です。
ビルの間にひっそりと佇むこの場所は時の経過を感じさせません。


<所在地>
群馬県高崎市